もうすぐ8月

　夕べの　ブログで紹介した
　「葉月の雨」

　出だしが
　「悲しい夢を見たのかい・・」で始まります。


　夕べは
　「母」の夢を見ました。

　そんな朝は　涙で目覚める。



　知ることの出来ない痛みを
　私たちに見せることのなかった母です。

　満州に子供を
　4人置いて帰ったと
　母の妹から聞いています。

　子供との別れが　どんなに辛いか。
　その悲しみを　私たちには微塵も見せなかった。
　母が、残してきた子供の写真を持っていて
　孫一人にだけ見せたことを知ったのは
　つい最近。
　その写真を
　私たちに見せることは無かった。

　残して来た子供達の父親は戦死され
　亡くなられたのが
　終戦二日前の　8月13日。　
　
　それを知ったのが昨日・・
　兄に聞かされました。
　
　


　
　戦争が残した傷跡は
　いまだ　引きづったままです。


　60年も経てば
　もう忘れたじゃろ。
　と　　人に言われたけど
　1日たりとも　あの日のことを、あの日の惨状を忘れたことはない。
　と　
　原爆の被災者の方が
　言っておられました。



　それが　広島　
　いや世界中の人が忘れてはいけない8月。



　原爆投下と
　終戦の月です。